社会人からの海外大学院進学にむけてオーストラリアに語学留学いってきます。
- 2018.09.25
- 語学留学

みなさん、こんにちはStefanoです。
長らくブログをおやすみしておりましたが、久々の更新が報告になります。
タイトルにもある通り、オーストラリアへ留学することにしました。

ブログも本格的に初めて1年半ぐらいになるのですが、
留学を真剣に考え始めたのは1年前ぐらい。
今後はオーストラリア留学についてもブログを書いていきます。
留学をするということでかなり時間をかけて調べたので、
同じように留学を考えている方々と情報を共有できると思います。
ご質問等ありましたら気軽にfacebookページやTwitterへダイレクトメッセージしてくだされば答えたいと思います。
私、オーストラリアにいってくる!
「社会人からの海外留学」ブログになります!
まず、このブログは大学を卒業し、とある化学系のメーカでエンジニアとして、
勤務している私Stefanoが新社会人でありながら、
年数をかけて世界一周する
というテーマをもとに、その情報を共有するために始めたブログです。
留学について調べていてこのブログにたどり着いた方や初めての方には、
まだまだ現時点では留学について、情報が少ないとは思いますが・・・
こんなブログもあるんだと、頭の片隅にでも置いといてくれると嬉しいです♪
私は名古屋の某国立大の機械工学科を2016年に卒業し、
化学系のメーカーに機械系の生産技術エンジニアとして入社しました。
私の就職時期は俗にいう就職氷河期という時期ではなく、
地方の国立大で成績も平均ちょい以上であれば、
選り好みしなければ就職に困ることはない人ばかりの時期でした。
私の場合は最終学年が始まる前には内定があり、
1年間は研究や海外旅行など充実して過ごすことができました。
内定をいただいた会社は、海外で働きたいという自分の希望を叶えてくれそうな
第一希望の会社でもありあっさり入社を決めました。
そんなわけで他の会社を受けるわけでもなく入社し、約2年半を過ごしました。
入社してからは地方工場での勤務や国内出張と多忙な日々が続き、
充実したエンジニアライフを過ごしていました。
一方で、自分よりも英語力が低い同期や後輩が先に海外での業務を過ごしている姿、海外勤務の機会がない部署の配属など、
エンジニアとしての成長とはかたわらに、
自分の希望である海外での勤務からは日に日に離れていく気がしていました。
半期に行われる面談や人事との面談でも希望はあまり通らず、
次第に3年目以内にこの状況が変わらないようであれば、
自分から海外に挑戦しようと思い始めていました。
それが約1年前の2017年夏です。
それからは社会人である自分がどのようにして海外で挑戦できるかを調べてきました。
私の調べでは、3つが妥当と思えました
(もちろん起業とかも他にもありましたが・・・)
- 海外日経企業での転職
- 海外専門学校にて専門スキルを習得し、現地で就活
- 海外大学院を卒業し、現地で就活
ですが、
社会人どうこう以前に、日本人が海外で働くためにもっとも必要なものは、
英語力やスキル、お金でもありません。
なにより
ビザ(ビザ問題)
になります。
いくら英語力やスキルがあっても現地で働くことが許されたビザがなければ、
一切、滞在から労働まですること禁じられます。
このビザ問題をクリアした上で、英語力やスキルなどを現地人(ローカル)や同じようにビザをもっている人と競うことになるのです。
さきほど挙げた3つはビザ問題をクリアする方法がいくつかあることは確かです。
詳しいことについてはそれぞれ随時挙げていこうと思いますが、
今回は、社会人であった私が退職し、海外の大学院進学を選択し、
オーストラリアで過ごす留学生活についてご紹介しようと思います。
海外大学院進学に必要な条件
先ほど挙げた3つの選択肢の3番目、
海外大学院を卒業し現地で就活をする
ことを目的に2018年10月からオーストラリアに留学をすることにしました。
まず、海外大学院へ入学するのに必要とされるものは大きく5つです。
- お金
- 大卒資格(専攻も問われる場合もあります)
- 英語力
- GPA(大学中の成績)
- 職歴
海外の大学院と考えると、非常に多くの方が学費が高いと思われているでしょう。
しかし、そんなことはありません。
例えば、ドイツ。
ドイツではほとんどの大学院のコースが無料です。
MBAのようなビジネス系やエンジニア系では一部有料なコースもありますが、
それでも1〜200万円/年程度です。
学費が高いイメージのあるアメリカ、大学ランキングTop100以内では、
探すのは難しいですが、
ランキング外や地方大に目を向けると1〜300万円/年の学校も見つかります。
高くても奨学金をもらう方法や教育ローンという方法もあるので、
高いからあきらめるということだけはしないほうがよいと思います。
これは2017から2018年にかけての各国の大学院状況になります。
次に、大学院にいくのであれば大卒の資格は必要とされます。
コースによっては学士の専攻と関連がないと受験資格さえもらえない場合もあります。
例えば、経済系の学科を卒業し大学院で物理学科などへの挑戦は厳しいと言えるえしょう。
ヨーロッパは特に関連学位の有無を望むコースが多いと聞きます。
ただ、国や大学院を限定しなければ入学できるコースは必ずあるはずですし、
入学するための方法などもないわけではないので、ここでもあきらめないでください。
次に、英語力です。語学力ともいえるでしょうか。
先ほど例に挙げた学費が無料のドイツでは、ドイツ語で勉強するのかと思われるでしょうが、違います。
大学院の多くは、インターナショナル向けに現地語とは別に、
英語でのコースを開催しています。
ドイツの大学でも非常に多くの大学が英語のコースを開催しています。
一方、大学での生活には英語さえ話せれば問題はないでしょうが、
現地での交流やバイト、インターンシップなどを考えている場合、
少なからず現地語の習得は必要となってくるでしょう。
一般的に英語力を証明するには、IELTSやTOEFLといった国際的に認知度のあるテストでのスコアが必要となってきます。
みなさんも受験経験のあるTOEICや英検はほぼ使えないと思ってよいでしょう。
数年前はTOEFLでのスコア掲示が多かったですが、IELTSも増加傾向です。
TOEICを受けている日本人にとっては、IELTSのほうが勉強しやすいと思います。
あくまでも主観ですが・・・
英語で開催されるコースではIELTSであれば6.5というスコアが必要になってきます。
よくTOEICのスコアで換算し自分のレベルを把握するケースが見られますが、
全くあてにならないとおもってください。
大学院に受験を検討しており、まだ受験していない方は一度受験してください。
これもよく言われている話ですが、
目安として、
IELTSのスコアを0.5ポイントあげるのに必要な時間は半年とされています。
もちろん低いスコアからの出発であれば伸びは半年よりも早いかもしれません。
私もまだ一度しか受験しておらず、勉強も開始していないので、
どの程度伸びるなどの目安にはまだなれないかとは思いますが・・・
しばらくお待ちください。
留学開始したらスコアに関してもオープンにしていきます。
ちなみにTOEIC800〜990でIELTS6.5〜7.0と換算しているケースが多いですが、
私はTOEIC800で初めて受験したIELTSで5.0という悲惨な結果でした。
大学院に行くのであれば、英語力は必ず必要ですし、
単位をとるのであればギリギリの英語力ですと卒業が大変かもしれません。
一部コース、例えばTESOL(非ネイティブに英語を教える方法を学ぶ)や国際開発学(NGOなどの国際ボランティア団体に関して学ぶ)コースなどでは 、
IELTSを7.0を必要としている場合が一般的です。
そして最後に必要なのが大学時代の成績GPAです。
世界のTop100以内の大学へ入学しようとする場合、コースにはよりますが、
最低でも3.0から、Top50ともなると3.5でも難しいと言われています。
GPAに関してもすぐに諦めないでください。
GPAとは大学によって計算方法が異なっており、卒業時に記載されているGPAより、上がるケースが多いです。
特に日本の計算方法はあまり高得点がつかないようにされている場合があり、
行きたい大学に成績を出してみないとわからないケースが多いです。
もちろん2.5以下が3.5とかになるとは考えにくいですが。
3.0にすこし足りない場合は諦めず、一度出してみることをおすすめします。
代行で提出してくれるエージェントも多いので探してみてください。
またMBAなどのコースでは職歴が必要となるケースが多く、
マネジメントリーダーなどの地位での3年以上の職歴を望まれるものもあります。
またGPAが基準に足りていない場合でも、職歴がある場合はその経験を優遇してくれる場合もあります。
そのあたりは社会人からの大学院進学における特徴にもなるでしょう。
コースや学士の専攻、ポジションや職歴の長さ、奨学金の有無など、
総合的な部分で大学院進学は合格判例されます。
最低限必要なものはお伝えしたと思いますので、諦めず挑戦してみてください。
現地でも詳しい情報を入手してくるので、随時シェアしていこうと思います。
(社会人からの)海外大学院進学のメリット
大学院を卒業すると、国によりますが卒業後ビザというものを発行してくれます。
(ビザを発行してくれる国は先ほど添付した写真を参考にしてみてください。
こういった情報も常に情勢が変われば変化します。
つい最近ではイギリスが卒業後ビザを取りやめました。)
卒業後ビザというのは正式名称ではなく、各国でそれぞれ名称がありますが、
卒業後にもらえるビザであることがわかるようそのようにうたっています。
これは卒業したのち、さらにその国で滞在することを認められる最強のビザです。
もっと簡単にとれる最強のビザはワーキング・ホリデービザです。
これについて後述します。
先ほどもお話しましたが、ビザがないことには滞在することもできません。
例えばオーストラリアであれば、2年間のコースを卒業すれば2年間の滞在が許される卒業後ビザを取得できます。
※オーストラリアは2年のコース卒業に限ります
現地就労の場合、就職先が就労ビザを発行することになるので就職先にはかなりの負担となります。
同じようなスキルを持っている現地人がいたら、
就労ビザなどでお金がかかる外国人はまず雇わないでしょう。
もちろんスキルや経歴がずば抜けていたら話は別ですが・・・
それでも難しいと言われてるのが、トランプ政権となったアメリカです。
一方で、2年間滞在できるビザがある外国人であればチャンスは少なからず広がります。
就職先の負担がかなり軽減されるのです。
よってスキルと経歴勝負になるので、職歴や大学院進学していれば十分戦うことはできるようになります。
カナダやドイツも大学院の卒業後ビザを発行してくれます。
社会人から海外での就労を目指すためにも、ビザ問題を解決するのに、
海外大学院を進学するということはキャリアアップにもつながります。
ぜひ同じように社会人で海外での就労など検討されている方は諦めないでみてください。
オーストラリアへの語学留学
長くはなりましたが、海外大学院への進学が直近の目標です。
卒業後は現地滞在し、経歴を積む。
そして世界中で活躍するエンジニアとなるべく留学を決心しました。
まずは、大学院進学に必要な英語力IELTS6.5取得を目指すため、
オーストラリアへ8ヶ月間の語学留学に行ってきます。
そしてワーキングホリーデービザへ切り替え、約1年間滞在する予定です。
1年半ほど滞在し、語学力に限らず、現地大学での情報収集や学費稼ぎながら、
大学院や奨学金への申請を並行して進めるという計画です。
なぜ留学先をオーストラリアにしたのか、なぜ8ヶ月間という期間なのか、
それらはオーストラリアに限られた様々なルールに基づいています。
オーストラリアに選んだ理由を説明していく中で、
オーストラリアを留学先にするメリットがわかると思います。
留学先をオーストラリアにした理由
オーストラリアを留学先にした理由は非常に多くあります。
それを説明する前に、日本でIELTSの勉強をしないワケと語学留学をすることにした説明をします。
日本でIELTSの勉強を行い、海外大学院に必要なスコア6.5を達成する方も少なからずいらっしゃいます。
TOEICとIELTSのスコアアップとはやはりスピーキングがあるかないかが大きく、
私の性格上、学びたいものに毎日触れて生活したいという強い思いがありました。
前職は残業も多く、土日出勤もあり、また地方工場でもあり英語に触れる機会は多少のオンライン英会話のみ。
目標に近いところで生活するというのは自分の刺激にもなるので、
退職しオーストラリアでの生活を決心しました。
一方で、単純に語学留学のみであればオーストラリアではなくてもよいです。
オーストラリアは物価が高く、家賃は高く、シェアルーム(1つの部屋を数人でシェアする)でも週$160〜200(日本円で16000円)です。
カナダであれば物価も高いとは思わず、比較的楽に生活できるでしょう。
一方で、オーストラリアは物価が高い分、時給が高いです。
これがオーストラリアの大きな特徴です。
オーストラリアに語学留学など学生ビザで滞在する場合、
40時間/2週間まで働くことができます。
しかし、カナダでは語学学校のための学生ビザで滞在する場合、就労は認められていません。
ある定められた専門学校から提供されるCo-op制度やワーキングホリデーに限り、
有給の仕事に従事することが認められます。
またバイトで比べると賃金はオーストラリアに比べ安いです。
オーストラリアでは外国人労働者の最低賃金が決まっており、
年々増加傾向であり最低時給約1400〜1700円程度と思っていて問題ないでしょう。
カナダの場合、チップ制度ということもあり時給は1100円程度、
プラスチップです。
努力次第でチップを上乗せできればオーストラリアの時給を超えることは夢ではないですが・・・
私は語学学校のみで英語力が単純に向上するなんてちっとも思っていないので、
仕事しながら英語を使うという経験ができるのもオーストラリアを選んだ理由に1つです。
さらに、働いて生活費や学費も稼ぐことができるというのは優れた制度です。
オーストラリアの語学学校の面白い特徴としては、ホリデーが与えられるということです。
3ヶ月ごとに1ヶ月のおやすみが学校から与えられます。
例えば、語学学校に6ヶ月行けば8ヶ月滞在できることになります。
正確には6ヶ月で卒業すると3ヶ月いた分の1ヶ月のホリデーしかもらえません。
ですが、政府から卒業後に1ヶ月滞在できるホリデーが与えられることにより、
8ヶ月滞在できることになります。
学生ビザ申請時にホリデー時期と滞在可能時期が記載されますので、わかりやすいと思います。
私の場合は語学学校を6ヶ月と2ヶ月のホリデーを合わせ8ヶ月間の滞在です。
そして日本へ一時帰国し、ワーキングホリデーのビザを再度申請しオーストラリアに戻る予定です。
学生ビザの場合、語学学校への学費支払いや学校からの紹介レターをうけとってから、
長くて2〜3ヶ月間はビザ申請にかかると言われてます。
学校を通っている間プラス、ホリデーの期間しか滞在できない限定的なビザです。
一方で、オーストラリアのワーキングホリデービザは申請に最短で数時間で発行できます。
長くても1週間程度だそうです。
通常ワーキングホリデーで滞在できるのは1年間ですが、
オーストラリアでは最初の1年の間に、ある定められた農場で最低3ヶ月間仕事をすると、
滞在期間を2年まで延長することが可能です。
さらに、ワーキングホリデーの申請には年齢に制限があり30歳が上限です。
一方オーストラリアは2017年にその上限が35歳に引き上げられました。
学生ビザは語学学校や専門学校、大学にいく場合は年齢制限なく発行できますし、
ワーキングホリデーを使って2年もの滞在が可能な国はオーストラリアしかありません。
ワーホリビザ申請も1年中行っているに対して、
カナダは毎年ビザ申請する期間がきまっています。
これらが他の国ではないオーストラリア最大の特徴です。
以上まとめると、
留学先オーストラリアのメリット
- 語学学校へ通いながら働ける、さらに時給が高い
- 3ヶ月ごとに語学学校から1ヶ月のホリデーがもらえる
- ワーキングホリデーのビザは問題がなければ数時間で発行される
- ワーキングホリデーの申請の年齢制限が18〜35歳まで拡大
- ワーキングホリデーの期間を2年まで延長することができる
- 1年中ワーホリビザの申請が可能
5年ぐらいは日本に帰ってこない!ぐらいの意気込み
2018年10月から来年2019年の5月末までオーストラリアのシドニーに滞在し、
ビザの切り替えのため一時帰国します。
ワーホリの申請を行い、オーストラリアにとんぼ返り。
1年間の間に学費を稼ぎながら、IELTSのスコアアップと奨学金や学校への応募を進めていきます。
すべてうまく行けば再来年の上旬には、大学院生になっているでしょう。
2年間は大学院生、その後卒業後ビザで2年滞在するので、
4,5年は日本に帰らないという意気込みで渡豪します。
これからも随時、留学について情報をUPしていくのでお楽しみに♪
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