小学校で必修化!?「プログラミング」を学ぶべき理由とは?
- 2018.02.25
- 海外旅行

近頃こんなニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか?
ダンスに続き、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修になることが明示されました。
詳しい情報が完全に出回っているわけではないので、どのようなカリキュラムなのかまだまだ不明確ではありますが、
プログラミングを学ぶことになる小学生だけでなくその親御さんや、はたまた学校の先生にとってもインパクトのある話題なのではないでしょうか?
なぜ「プログラミング」なのか?
小学校の段階で「プログラミング」を学習する目的を文科省はこのように説明しています。
小学校段階におけるプログラミング教育の目的は、プログラミング言語の使い方を覚えることではありません。
主な目的は「プログラミング的思考」を身につけさせるということです。
そもそも「プログラミング的思考」とは一体なんなのでしょうか?
「プログラミング的思考」とは・・・
物事には手順があり、手順を踏むと、物事をうまく解決できるといった論理的に考えていく思考(能力)のこと。
この「プログラミング的思考」を小学生に当てはめて考えるとこういうことではないでしょうか?
「学校で起こりうる様々な問題、これは交友関係やいじめなどの非常に多義に渡る物事に対して、
解決に至るまでの手順を理解して、どのように対処すれば解決できるのかを自ら考え、論理的に対処できる能力のこと。」
これは決して教科書に書かれた内容を必死に覚えテストで良い点数とることではありません。
今では生まれた瞬間から、スマートフォンやタブレットなどに囲まれた生活を過ごします。
小学生でもスマフォを使って親との連絡したり、タブレットで本や漫画を読んだり、YouTubeをみたりしているのではないでしょうか?
最近では「AI(人口知能)」を搭載したスピーカーなども登場し、より生活を一変させています。
その反面、LINE等のSNSを使った悪質ないじめが増えており、被害が絶えません。
いじめなどの問題は昔からなくならない問題ですが、非常に手段が多彩化してきており親御さんが知らない所でお子さんが被害にあっているかもしれません。
小学校での「プログラミング」必修化とは、プログラミングを使って一人前のエンジニア候補生を作ることでは決してありません。
「プログラミング」という授業を通し「情報道徳」言い換えると「情報リテラシー」を身につけることです。
「リテラシー」とはその物を理解し活用する力のことを言います。
プログラミング必修化は子供達の新たな可能性へのきっかけにしかすぎません。
スマートフォンやタブレットなどを使い、どのようなことができるのか、できてしまうのか。
SNSによる個人または他人への影響力を早い段階から理解することがもっとも大事なのです。
親御さんの中でも、未だにスマートフォンやパソコンに苦手意識を持っていらっしゃる方がいらっしゃいます。
十分に使いこなせるようになることが重要ではないのです。
お子さんをお持ちの方は、一緒になって「情報リテラシー」を学び、SNS等との正しい関わり方を教えてみてはいかがでしょうか?
「プログラミングは難しい」は本当なのか!?
そうは言っても授業でプログラミングをすることから逃れることはできません。
お子さんがプログラミングに対し苦手意識を持たないか、どのように教えたら良いのか不安に思っている方も多いでしょう。
みなさんは「プログラミング」に対してどのような印象をお持ちでしょうか?
プログラミングと聞くと拒否反応を起こす方も多いかもしれません。
ものすごく頭の切れる人やハッカーみたいな人がパソコンに向かってキーボードを叩いている。

なんて想像した方もいるのでは・・・
かつての私もその類でした。
今では独学で勉強してWebアプリを1つや2つは作れるまでになった私が、
「プログラミング」は本当に難しいのかということを話していきます。
プログラミングといっても難しいことを最初からやることは一切ありません。
「This is a pen. 」
みなさんはこの一文を何百回と書いたり読んだりしたのではないでしょうか?
プログラミングといっても英語同様に言語であり、言語であるということは「文法(ルール)」があります。
みなさんが自然に話している日本語や必死に勉強してきた「英語」と変わりありません。
親密感が湧いてきたのではないでしょうか?
英語や中国語、ドイツ語といった外国語と同じように、プログラミングにもたくさんの言語があります。
これらは必要な機能や操作などによって、使い分けられたり一緒に使用されたりします。
プログラミングも英語を学んだように文法(ルール)を学び、適切な場所で実行することで誰でも簡単に使いこなすことができます。
日本人が英語を第二言語として習得するには、2000時間の勉強が最低でも必要と言われています。
一方、プログラミングにおいてはひとつの言語を使いこなすのに300時間程度と言われ、次の言語においてはさらに学習時間が短くなる傾向にあるそうです。
これはプログラミング言語におけるルールやコンセプトが非常に似ている部分があるため、ある特定の言語を理解することで、次の言語がより理解しやすくなるそうです。
そして外国語のように話したり聞いたりする能力も必要ないからです。
ここまで読んで頂いた方にとっては「英語に比べてプログラミングの勉強は難しくないのでは?」
と思っていただけたのではないでしょうか。
初期投資980円/月のプログラミング学習ツールがすごい
英語は英会話スクールへ通ったり、留学などしても習得が難しいものです。
その反面、プログラミングは英語と違い非常に安く習得することができます。
海外では「Codeacademy」という学習サイトでは無料で学習することができます。
多くのエンジニアがこのサイトを登竜門として学習してきていることは周知の事実となっています。
日本でも昨今プログラミング学習ブームが到来しつつありますが、まだまだ無料でのサービスは充実しておりません。
その中でも初心者に非常におすすめなのが「Progate(プロゲート)」というサイトです。
こちらは私もプログラミングの学習を始めた初期にお世話になったサイトです。
費用も月額980円とお手頃で、無料で学習できる教材を利用して事前に感触を掴むこともできます。
学習できる言語も多義に渡り、カリキュラムも非常にしっかり作り込まれています。
特に初心者にとっては難しい用語などの丁寧な説明が助かりました。
レベル制度も採用しており、カリキュラムを終えるたびにレベルが上がっていくので夢中になる要素もあります!
中学2年生の女の子の紹介例もありました。
これを機に、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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