ベルニナ・エクスプレスに乗ってスイスからイタリア日帰り旅行する方法

海外旅行, スイス

突然ですが、みなさんスイスの「ベルニナ・エクスプレス」という急行をご存知でしょうか?

ベルニナ・エクスプレスは乗車しながら、このような美しい氷河を見ることができるスイスで有名なパノラマ列車です。

今回はそんな「ベルニナ・エクスプレス」にのってスイスからイタリアへ日帰り旅行する方法について紹介していきます。

ベルニナ・エクスプレスとは

ベルニナ・エクスプレスは、メインルートとしてスイスの東に位置するサンモリッツとイタリアの田舎町ティラーノを結ぶパノラマ列車です。

ベルニナ・エクスプレスはクールから出発しており、サンモリッツからティラーノの共通区間では大迫力のアルプス峠と氷河をまじかに走行する高低差1828mほどもあるルートです。このルートを2時間ほどで駆け抜けていきます。

スイスを抜けイタリア領域に入ると、ベルニナ・エクスプレス最大の見所のひとつオープン・ループ橋を通り、田舎町ティラーノへ到着します。


(参照:https://skyticket.jp/guide/89142)

このオープン・ループ橋では円を描くよう建設された線路をゆっくりと列車が走行し、前方車両と後方車両が向かい合わせになることが珍しく、鉄道ファンだけでなくても感動します。

このような景色が続いて楽しめるベルニナ・エクスプレスは区間の大半が世界遺産にも登録されています。世界遺産好きにも鉄道ファンにもたまらない体験です。

それでは次にベルニナ・エクスプレスへの乗り方を説明いたします。

ベルニナ・エクスプレスへの乗車方法

ベルニナ・エクスプレスはクールという町から出発し、サンモリッツを通りイタリアの田舎町ティラーノを走行する急行列車です。

もちろんティラーノ発クール行きもありますよ。今回はスイスから乗車する方法について紹介します。

乗車駅はクール?サンモリッツ?

駅の位置関係はクール〜サンモリッツ〜ポントレジーナ〜ティラーノです。

クールもしくはサンモリッツから乗車してもどちらもアルプス峠を超え氷河をつっきり、イタリア領域のオープン・ループ橋を通りますので、乗車駅はあまり悩む必要はありません。

注意が必要なのはクール発の電車に乗車した場合、サンモリッツには停車せず代わりにサンモリッツの隣町ポントレジーナ駅へ一度停車し、ティラーノへ向かいます。

一方、サンモリッツ発であればポントレジーナ駅に停車し、ティラーノへ向かうことになります。
サンモリッツはスイスの中でも物価が高いことで知られ、ホテルなども1泊3〜4万円で泊まれれば良い方というレベルの町です。

予算が厳しい方はサンモリッツをさけてクール、もしくはサンモリッツの隣町ポントレジーナで宿泊するのが良いでしょう。

私もポントレジーナで宿泊しベルニナ・エクスプレスへ乗車、ティラーノへ向かいました。

ポントレジーナはスキー場が多く、スキーヤーにとっては大人気の町でもありハイシーズンだとホテル予約も難しくなるので早めのご予約をオススメします。

ちなみに私がとまったホテルはこちら「スポーツホテル ポントレジーナ」。

ハイシーズンということもあり、一泊45,000円しましたが朝食もついており駅までの送迎などもついてたのでぎり納得の値段。スイスは物価高いので・・・

次に肝心のベルニナ・エクスプレスのチケット入手方法について次に説明します。

ベルニナ・エクスプレスのチケット入手方法

ベルニナ・エクスプレスを120%堪能するには、パノラマ席の予約が必須です。

通常はパノラマ車両のみの運行ですが、冬季はパノラマではない予約不要の通常席も連結されて運行されているそうですが、通常席は窓が限られているので十分に景色をみることができません。

冬季を除けばパノラマ席のみの運行になるので、予約が絶対に必要です。より景色を楽しみたい方はパノラマ席を確保するとよいでしょう。

予約については「Rhaetain Railway」というスイスの公式サイトからチケット購入と予約ができます。

クール発の場合:往復1等CHF218、2等CHF124
サンモリッツ発の場合:往復1等CHF110、2等CHF62
(上記値段に関しては予告なく変更となる場合があるそうなので、公式HPを参照することをオススメします。)

パノラマ席の1等と2等の違い

1等の場合、天井近くまで窓があり全方位の景色を堪能することができます。全席テーブル付きの向かい合わせ座席になっています。通路挟んで1席と2席の構成されてます。
1人旅の方にはオススメかも。

2等の場合、1等と同じく天井近くまで窓があり全方位の景色を堪能できます。こちらも全席向かいわせの座席になっており、通路挟んで2席と2席の構成です。

1席と2席の違いはなにかと言われると、どちらも変わらないのではないかという感じ。
もしご存知の方がいらしたら、教えてください。

オススメは2等です、1等と変わらないクオリティーで値段安いので。

座席について詳しく知りたい方はこちらのサイトを参考にしてください。

ヨーロッパ鉄道チケットセンター

ポントレジーナから出発

私はポントレジーナ駅からティラーノへ向かうため、ポントレジーナで宿泊しました。

ポントレジーナはサメーダンという町とも近く、市内のバスを利用することで行き来が簡単でにできます。

夜の街並みは恐ろしく静か、ほとんどのお店は16時をすぎるとシャッターを下ろします。賑やかになるのは陽が昇りきったお昼ごろ。

今年は暖冬ということもありまだ十分に積雪していないことから、スキー場は完全にオープンしておらず通年より観光は減っているそう。

まだまだ賑やかになるまでには程遠い早朝にホテルを出発し、ポントレジーナ駅に向かいました。

氷河の中を突き進むベルニナ・エクスプレス

無事ポントレジーナ駅からベルニナ・エクスプレスに乗車することができ、事前に手配していたパノラマ席2等へ移動。

ポントレジーナ駅からはなれ10分程度で雪原が出迎えてくれました。

積雪は十分ではありませんでしたが、一部残っている緑が栄えて綺麗。

その後アルプス峠を30分登っていくと・・・

パノラマ席からの風景をアクションカムで撮影してみました!

ベルニナ・エクスプレス最大の見所「オープン・ループ橋」

約1時間かけてアルプス峠を登り、1時間かけてイタリアへ向かいます。

イタリア領域に入り到着の30分ほど前になると、ベルニナ・エクスプレスの最大の見所のひとつ「オープン・ループ橋」に差し掛かります。

オープン・ループ橋をゆっくり下っていくと前方車両を後方車両から見ることができます。この一瞬は鉄道ファンではない自分でも感動しました。

このオープン・ループ橋を抜けると30分ほとでティラーノ駅に到着します。

スイスからイタリアへ日帰り旅行が可能な理由

スイス側ポントレジーナを出発し昼12:00に到着。ティラーノからスイス側へ出発する便は14時に2本、15時に1本で終了。終電には気をつけてください。

スイス側を早朝に出発しティラーノで約2〜3時間滞在しスイスに戻れるように時刻表が設定されています。

ティラーノではスイスとは違った雰囲気を味わい、ランチをゆっくり食べて帰路につきましょう。
2時間かけて来た道を戻り、スイスへ入国していきます。

スイスからイタリアへの日帰り旅行いかがでしょうか?

イタリアの田舎町ティラーノの魅力とは

ティラーノの中心は駅から徒歩10分程度。ここではユーロとスイスフランどちらも使用することができます。

イタリアということもありいたるところにカフェがあり、レストランのメニューもスパゲティが多くなります。

スイスはスイス、イタリアはイタリアといった感じですね。

ティラーノではランチを食べ、カフェへを巡りコーヒーとジェラートいただき、帰りの電車を待つというのがオススメです。

ベルニナ・エクスプレスのその他にも・・・

スイスにはベルニナ・エクスプレス以外にも「氷河急行(グレッシャー・エクスプレス)」と呼ばれ、サンモリッツからツェルマットを約8時間かけて氷河の中をゆっくりと突き進んでいく列車も有名です。

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