英語が苦手だった私がTOEIC800点を取得したので、英語勉強法について語ってみる

2018年9月30日海外旅行, PROFILE

皆さんこんにちは、トリップワークス筆者のstefanoです。

最近はweb関係の仕事も引き受けることが多く、様々な年齢や業種の方々とお話する機会に恵まれています。

そんな中、「海外移住」を目指されている20代の方に頻繁にお会いします。

話の流れで、私のTOEICのスコアを聞かれることもしばしばで、TOEIC800点と答えると、英語の勉強方法を教えてほしいとおっしゃる方も結構多いです。(もちろん、光栄です)

自分も当初TOEIC400点(大学1年生時)で英語ができなかったこともあり、その気持ちにはとても共感できます。

あまりにも勉強方法をお伝えする機会が多いので、このブログに英語の勉強方法について書いてみようと思いました。

英語の学習方法だけでなく、「英語とは?」という観点で語りながら書いていきたいと思います。


筆者の英語力

まず初めに、筆者stefanoの英語力について共有させていただこうとおもいます。

高校までの英語の成績は学年でワースト3位(100名中)、ひとつの文章に並べて動詞を2つも入れるアホっぷり。(イメージ:S+V+V+O)

高校を卒業して理系の大学に進学し、初めて受けたTOEICでは400点と残念な結果。

英語の基本5文型と呼ばれるものを全く理解できなかったんですね〜
(※参考までに)


(参照:https://dot.asahi.com/aera/2017020100152.html)

そっから、死に物狂いで勉強して約2年後にはTOEIC800点を取得するまでになっていました。

ここで言いたいのは、どんなに英語が苦手な人でもTOEICのスコアをあげられるということ。

まちがってほしくないのは英語が話せるようになることとTOEICのスコアが上がることとは異なるので注意してください。

そもそもTOEICとは?

TOEICとは「Test Of English International Communication」の略で、日常会話やビジネス会話を基本に問題が構成されています。

就職活動や転職、昇進などに使われるのはこのためです。

現在は、2つのテストで構成されています。ひとつめはみなさんがよくご存知のTOEIC L&R (Listening & Reading)テストです。このテストは「聴く」「読む」の英語力を測るテストです。

ふたつめは、まだまだ一般的ではありませんがTOEIC S&W (Speaking & Writing)テストです。こちらは「話す」「書く」の英語力を測るテストです。S&W テストは、海外留学などで使われるスピーキングのテストがあるTOFELやIELTSに対抗して作られたものです。

就職活動に使われるTOEIC L&R テストですが、最近では高いスコアを持っていても英語が話せないという矛盾が発生しており、就職活動時おいて企業人事が英語力を判断する材料としてマッチングしなくなってきたケースも多いそうです。

あくまでもTOEICはテストなので、要領が良い方はなんとなく勉強すればある程度のスコアをたたき出せてしまうんですね。

TOEICの勉強方法はふたつしかない!?

ここからは、みなさんが気になるTOEICの勉強方法について語っていきたいと思います。

TOEICの勉強方法は大きく分けるとふたつです。ひとつめは試験対策、ふたつめは英語基礎力の底上げです。

試験対策編

1. 対策模試を解いてみる

TOEICは1年間に250万人が受講するテストであることもあり、質は十分に高いです。

ただ、1回の受講に約6000円かかり、答え合わせもできません。

まず初めに、答え合わせのできる対策模試を利用し、自分の英語力に不足しているものを明らかにすることから始めます。

オススメは公式問題集です。


初めは、対策模試を解くのは1回か2回分で十分です。

1回のテストが2時間もかかる上、復習まで行うとかなりの時間を必要とします。

あくまでも今回の目的は、自分の英語力に不足しているものを明らかにすることですから。

対策模試を解き終わったら、どのパートで点数がとれていないのか、どんな問題で間違いをしているのか、自分の答えを分析してみてください。

復習にあまり時間かけなくて大丈夫です。分析に時間をかけてみてください。

2. 苦手分野の対策

対策模試を終えて、苦手なパートが明らかになったらそれに対応する勉強を開始してください。

今では、各パートごとの対策問題集も多く出ているのでそれらを利用するのが効率的です。

ここで注意して欲しいのは、一番苦手でありスコアの取れてない部分から取り掛かることです。

例えば、100点満点のテストで90点を100点にする努力と30点を50点にする努力であればどちらが簡単でしょうか?

もちろん後者ですよね。

効率よくスコアをあげていくにはこの方法が最適です。

TOEICはよくできていて、自分が苦手な分野を対策していくとスコアが伸びていくのはもちろんですが、自然と他のパートにも対応できる英語力が身についてきます。

まずは焦らず、苦手分野を底上げしてみてください。

ここでの目的は苦手分野の底上げです。

オススメはこちらの参考書です。

3. 対策模試を解きまくる

各苦手なパートの対策を終えたら、再度模試を受け直してください。

点数が確実に上がっているはずです。

ですが、おそらく時間が足りずに一部の問題がとけないことになるでしょう。

TOEICはあくまでもテストなので、テスト問題の形式や出題傾向に十分慣れることが最重要となりなってきます。

TOEICは2時間でかなりの問題量をとかないといけません。ネイティブでも2時間であの問題量はこなすのには面食らうそうです。

まず初めに3回程度受けてみてください。もちろん時間測定を行い、途中で時間を止めたりしないようにしてください。

試験さながらの環境で行うことで、時間感覚が身についてきます。

復習タイミングは、1回の模試を解き終えたら行ってください。

3回模試を受けたらおおよそTOEICの問題形式や時間感覚はつかめているはずです。

オススメはこちらの参考書です。模試が3回分と丁寧な解説がついているので、かなり使えます。

私はこの問題集を何周したか覚えられないぐらい解き直しました。

4. TOEICを受けてみる

これまでにかなりの問題量を解いていることになります。

その段階で本番を受けてみましょう!

本番では一度は解いたことのある類似問題が必ず出題されます。そこは必ず落とさないように!

類似問題をひろうだけで700点は超えてきます。

初めての問題は十分に落ち着いて対処してください。あくまでも時間内に全問題を解くことがマストです。

わからなければ、適当にマークをして解くことができる問題にすすんでください。

わからない問題はいくら時間かけて悩んでも正答率は変わりません。それよりも、わかる問題を1問でも多く解いた方がスコアは高くなります。

ここで大事なのは時間内に、自分が解くことができる問題を落とさず全部解くということです。

5. 結果を分析する

結果は遅くて30日後に公式認定証として発送されます。インターネット申し込みされた方の場合、公式認定証発送日の1週間前頃からインターネット上でスコアを確認できます。

テスト結果からどの分野ができなかったかを分析し、自分の英語力の不足分を把握してください。

これで試験対策編はひとまず完了です。


英語基礎力の底上げ編

ここまでにTOEICのスコアは順調に上がっていると思います。筆者の場合も700点を超え730点を取得していました。

一方、これ以上何度受けてもスコアは変わらず、ありとあらゆる試験対策をするも結局変化ありませんでした。

TOEICで700点以上の取得となると、単純に試験対策だけでは対応できなくなってきます。

言い換えれば、700点以上取れる実力がある方はほとんど試験対策は必要ないです。

これから必要となるのは英語基礎力の底上げです。

英語基礎力の大原則

試験対策を行ってきたことにより、英語力は少なからず以前よりは向上していると思いますが、話せるようにはなってないと思います。

これは試験対策しかしていないからということではありません。

英語基礎力の大原則がここに隠されています。

・聞きとることができない単語やフレーズは、話すこともできない。話すことができない単語やフレーズは聞き取ることができない。

⇒リスニング力向上はスピーキングにあり

・英語力はリスニングとリーディングだけ勉強しても定着しない。リスニングとスピーキング、リーディングとライティングは表裏一体。これら4つをバランスよく勉強していくことが重要。

⇒リーディングはライティングが大事。自分で文章を作ってみてください。
オススメは外国の友達とSNSを使って連絡を取り合うことです。

本当に聞けないと話せないのか?話せないと聞けないのか?

この大きな原因は、日本語で使う音と英語で使う音があまりにもかけ離れていることです。

英語には43個の音があり、そのうち日本語とほぼ同じとされる音は5〜6個と言われています。

約9割が日本人に馴染みのない音で、耳や脳に入ってきます。

日本人にとって英語の聞き取りが難しいのはこのためです。

我々の脳は知らない音を聞いた時、知っている音に無意識のうちに置き換えてしまう性質があります。

日本人がよく知っている音はカタカナになり、英語をカタカナに変換するというステップを踏んでいます。

このことが、リスニングでなめらかに反応できない理由になります。スピーキングにおいても流暢に話せない理由にもなります。

正しい音を理解し脳に覚えさせることで、聞こえてきた音を英語として認識できるようになり、カタカナ英語としてではなく、英語として話すことができるようになります。

正しい英語を脳にインプットするには、正しい音は自分で発音し、自分の耳で確かめていくことです。

この練習方法を提唱している参考書があるのでご紹介します。

この参考書を何回も通してやることで、自分の英語が英語っぽく発音できるようになってきます。

自然に英語も聞けるようになってくることをすぐに実感できるはずです。

ぜひ試してみてください。

アウトプットの時間が圧倒的に足りない日本人

日本人はリーディングとライティングに関する勉強は高校や大学卒業までの授業やテストを通してかなりの時間勉強しています。

英語を第二言語として学習する外国人の中で、日本人の文法力は極めて高いと言われています。

オックスフォード大学の論文では、第二言語を習得するのに1000から2000時間が必要だと言われています。

特に日本人が英語を習得する場合は2000時間が必要と言われています。

え!?そんなに勉強なんてできないよと思った方は心配しなくて大丈夫です。

皆さんはすでに高校や大学卒業までに1000時間程度の勉強をすでに終えています。もちろん個人差はありますが、あっても数十時間でしょう。

この論文では、私たち日本人が残り1000時間の勉強をしなければ、第二言語として英語を使うようになることはできないと言っていることになります。

果たして本当でしょうか?

半年留学行ったらなんとなく話せるようになって帰ってくるといった話をきいたことはないでしょうか?

半年留学した場合、1日10時間英語を話していれば180日×10時間で1800時間です。簡単に1000時間を超えています。一方、3ヶ月の留学の場合90日×10時間で900時間、これではぎりぎり足りず、話せず帰ってくることになります。

このことから、英語を話せるようになるための留学であれば最低でも4ヶ月は必要となります。1ヶ月の留学では話せるようになることは決してありえないことが証明されています。

私たちは十分にインプットをしてきました。これからは残り1000時間分のアウトプットが必要であるということになります。

英語をアウトプットするには、現代は最適な時代だと思います。

周りにはオンライン英会話といった便利なツールもありますし、外国人の友達を作る機会も多いでしょう。

一度友達になればSNSで一生連絡を取り合うことも可能です。

私の場合は、ほとんど毎日外国人の友達とコンタクトをしています。

普段は英語を話せる環境にいないので、自らその環境を作るようにしています。

そうすることで、英語力は次第に上がってきます。

スピーキングすることでリスニング力もあがる。

様々な外国人の英語をリグニングするので耳が慣れてきて、言っているフレーズを自分で話せるようになる。

話せるワードは友達とSNSで連絡するときにつかったり、使われても意味が理解できる。

スピーキングとリスニング、リーディングとライティングは表裏一体。

バランスよく学習することで、試験対策をしないでも英語力は向上していきます。

TOEICは英語力を測るテストです、試験対策力を測るテストではありません。

みなさんもこれを理解していただき、英語が話せる、できるようになっていただければ光栄です。

2018年9月30日海外旅行, PROFILE