有給が8週間の国も!? 世界へ関心を持ち、変化を見逃さないようにしよう

2017年9月19日海外旅行, 海外留学

みなさんこんにちは、旅ブログ「トリップワークス」筆者のstefanoです。

諸事情により、最近はめっぽう海外旅行に行く頻度が下がってしまい、海外ネタの更新もなかなかできず申し訳ありません。

もちろん、海外にいけてないからといって家でごろごろしている訳ではありませんよ!

最近ではプログラミング言語を勉強したり、運営スタッフとして参加するWordFesNagoya2017の運営サイトを管理したりと大忙しでして・・・

そんな中、今回はかなり前から気になっていた映画見たのでみなさんに紹介したいと思います。

「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」というタイトルが旅好きにはぐっとくる!

マイケル・ムーア?誰それ?って方はあまりいないと思いますが・・・念のために


※ウィキペディア参照

某女性お笑いタレントでもおなじみですよね!

そんな有名な映画監督であるマイケル・ムーアがアメリカをより良くするために、世界侵略という名のもとに世界の常識をアメリカに持ち帰るという内容です

本映画ではイタリア、フランス、フィンランド、スロベニア、ドイツ、ポルトガル、チュニジアなど非常に多くの国を取り上げており、アメリカ人ではない日本人である私からみても参考にあることが多かったです。

トリップワークスでは、みなさんに知っておいて頂きたい世界の常識をいくつか紹介していきたいと思います。

ここからはネタバレにはなりますので、内容がきになる方は映画をみていただけると嬉しいです。

イタリアの常識

タイトルにありますが有給が8週間もある国は「イタリア」です。

通常イタリアの有給は会社にもよりますが、一般的に年間30〜35日分あるそうです。

結婚すると15日間の休みがもらえ、その間ももちろん有給です。それに祝日も有給扱い・・・

これを全部合算すると有給が約8週間になる計算です!

またイタリアでは12月には給与の上乗せ制度というものがあり、2ヶ月分の給与がもらえます。

日本でいうところのボーナスですね。

普段の給与は生活費や税金で残らないので、バカンス用にもらえるという発想らしいです。

もちろん全員が8週間の休みをフルに使用している訳ではありません。ですが、イタリアでは余った年休は次の年に繰り越せるそうです。

ここは日本と同じですが、もともと有給が多いイタリアが次の年に繰り越した場合とんでもない有給の数になります。

本映画で紹介されていた方は、すでに80日分の年休を持っているそう。

日本だと繰り越せる数も決まっていたりしますし、長期で有給をとって会社を休むのはしにくい環境ですよね。

日本は働きすぎじゃないか?と思うこの頃です・・・

もちろんアメリカは・・・有給は0日、有給がある方が珍しいそうです。

フランスの常識

フランスと言えば、「美食の国」ですよね!

そんな美食の国フランスでは給食がフレンチのフルコースになっているそうです。

毎日行う「食事」という行為へ気にかけることが重要であるという発想のもと、給食での様々な食材や料理を通し、マナーや食材への知識を養成する勉強の一環として行っているそう。

驚くのはこれだけではありません!

本映画でも紹介されるアメリカの不味そうな給食にくらべ、フランスの給食費は安いんです。


(※WELLNESS WARRIOR参照)

それに加えて、医療費や保育園もほぼタダだそうです。

もちろんそれにはカラクリがあって、アメリカに比べるとフランスの税金は1.5倍ほど高いそうです。

しかし、アメリカでフランスと同じようなサービスを受けようとすると税金に保険や保育園代などを足していくとフランスの1.5倍には程遠い金額になるそうです。

映画が進むにつれアメリカが抱える深刻な問題が垣間見えてきました。

フィンランドの常識

ここフィンランドは世界学力ランキング上位国として有名です。

以前はアメリカ同様低迷路線でしたが、ある年をきっかけに教育方針を大きく変更したそうです。

「宿題の撤廃」です。

ほかにも授業数を減らし、統一テストなども一切ないそうです。

そんなことしたら成績下がるのではと思ってしまいそうな施作ですが、これがフィンランドでは大きな効果を産み、今では世界学力ランキング1位となるまでに。

フィンランドにおける「教育」への考え方がアメリカと大きく異なっていることが要因だそうです。

宿題を含めテストなどがある教育は、テストを合格するためだけにしか使えない知識である。

本来の教育とは、個人が関心や興味を持ったものに時間をかけて自然に学ぶことと考えており、宿題の撤廃や授業数を減らし、個人が学校以外で体験することに時間を多く割けるようにしたそうです。

教育現場の教師たちがインタビューでの発言においても、首尾一貫して教育方針がぶれていないことにも驚きました。

数学の先生が、卒業する生徒に思うことは「幸せな生活を送って欲しい」だそうです。

日本も同じく学力低下が昨今騒がれており、英語の授業やプログラミングの授業を取り入れるなどしていますが、抜本的な問題解決には程遠いと思いますね。

ドイツの常識

日本人からも観光地として大人気のドイツでは、日本にとってドイツの労働環境を見習うべき点が多くありました。

ドイツでは、定時後のメールや電話に答える義務はなく、もしろ法律で禁止されているそう。

休暇中の社員への接触は禁止されており、これはあの有名な「メルセデス」でも同じことです。

万が一、仕事での心身的なストレスを感じた場合は医者から処方箋をもらい3週間のスパ休暇が与えられます。

なぜこういった発想に至ったのか。

病気になった人が増え、国が医療保険などで負担するより、病気にさせないようストレスフリーの環境を用意する方が最終的に安上がりだったそう。

現在日本でも保険料負担が国を圧迫し、あと数十年後には国による保険料負担は崩壊しているかもしれない。

そもそもアメリカには保険料負担という概念はない。

よく聞く話だが、盲腸になり医療費が200~300万円を高額請求を支払うことができず破綻する方が多いそうだ。

日本がまだ恵まれていることを意識しつつ、海外の常識を把握しとくことが大事ではないだろうか?

最後に・・・チュニジア女性のインタビューが痛烈だった件

北アフリカに位置する小さな国でありイスラム系のチュニジアでは、独立政権が終了し女性の権利が確立されたのは最近のこと。

本映画ではパリへの留学経験を持つチュニジア人女性にインタビューを行っていた。

彼女は当初チュニジアに生まれたことを恥じており、自分の意見を主張できないチュニジアから離れ、パリへ留学し自由に意見の言えることの重要性を感じたそう。

そんな彼女が最後にインタビューで語った内容が痛烈だった。

このインタビューはアメリカ人への意見だが、日本にも言えることだと思ったので共有したい。


マイケル・ムーア:
アメリカが真似るべきことは?

女性:
アメリカは恵まれているわ。世界一パワフルな国に属している。

でもその世界一のおごりが好奇心を阻んでいるかもしれない。

私はアメリカのことを色々知っているわ。音楽も知っているし、70年代から最新曲まで。

英語も精一杯話しているわ。アメリカ製の服や料理も楽しでいるわ。

でも、私の国の文化はアメリカ人は知っている?

エストニアの文化やジンバブエの文化は?

アメリカ人はリアリティー番組を長時間見ていると読んだわ。

なぜそんなことに時間を?

世界一パワフルな武器を発明したのに!インターネットを活用しなきゃ

チェックして、読んで、見て、そしてここを訪ねて。

来る価値があるわ。北アフリカにある小さな国チュニジアよ。

この国には関心を持ってもらう価値はあるわ。

今と同じように、自分たちが最高で何でも知っていると思っていたら何も変わらないわ。


これを読んでみなさんはどう思っただろうか?

アメリカ人だけでなく、私たち日本人はこの流動的な世の中でなにをしなければならないのか?

これを機に、みなさんが何かを思い起こし、活動してくれることを願ってやみません。

2017年9月19日海外旅行, 海外留学