1950年代の工場が大変身!?話題のホットスポット「798芸術区」に行ってきた

1950年代初めに東ドイツなどの援助で建てられた国営工場があった大山子には「798芸術区」と呼ばれる若者に人気のアートスペースに変貌を遂げています
「798」とはかつての国営第798工場があったことから名前が取られており、隣接する「751エリア」と合わせて北京のホットスポットです
地下鉄2,13号機場線の東直門駅バスターミナルから401路大山子路口南停留所で下車し、徒歩5分で到着します
取り壊される寸前だった「798」の歴史
「798」が有名になる前は政府非公認のエリアとされ取り壊しが検討されていました。中国の現代アートの多くが、反体制をモチーフにしたデザインであることも理由のひとつでした
取り壊しを反対するアーティスト達が2003年に「798再生」というイベントを開催し国内外へ「798」の影響力や魅力を発信したところ、世界のメディアからの反応がよく、知名度が向上していきました
政府もこれを機に「798」を正式なアートエリアとして発展させていくことを決断しました
今では商業化が進みおしゃれなレストランやカフェ、雑貨やだけでなくたくさんのアート作品に囲まれる若者に大人気のホットスポットになりました
入り口に付近のトイレも近代的なデザインです!
カフェやアートギャラリーが並ぶ通りから一歩外れた道をいくと
798芸術区で有名な文化大革命当時のスローガンが残る工場跡地にたどりつきます
798時態空間とよばれ、毛沢東のキャッチコピーが有名です。東ドイツのデザイナーが設計した巨大空間では度々ファッションショーなどのイベントも開催されるそう
廃棄された工場をモダンなアートへ変身させており、周囲とのアンバランス感が訪れる人を飽きさせることはないです
通りには様々なオブジェが並び、迷路のような路地が至るところに張り巡らされており、隠れたアート作品を見つけることも楽しい
中にはウエストの細い有名アメコミヒーロが・・・
さすがにウエスト細すぎやしませんか笑?
カフェにはおしゃれな雑貨が並んでいます
アートギャラリーの一部は有料のところもあり、今回は団体行動であったのでいけませんでしたが、入り口だけは写真撮影させていただけました
デザインポスターが壁一面にならび、印象的です
帰りは大雨に振られ雹までふってきました。一時的に避難しましたが2時間たってもやみません
交通機関も麻痺しタクシーは手配できず、近くのバス停まで移動することに・・・
外は大量の雨と雨宿りする人達でごった返していました
この大雨のせいで次の日の万里の長城へスリッパでいくことになりました笑
遅れてきたバスに乗り込み、大雨であふれかえる道路をかき分けなんとか大学にもどりました
明日の万里の長城観光が楽しみです!
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