高性能バックパックも体にフィットさせないと宝の持ち腐れ!!
- 2017.06.23
- 海外旅行

バックパッカーにとって欠かせないもののひとつといえばバックパック!
衣類や水、食料、寝袋など大量の荷物を運ぶバックパッカーにとって、このバックパックの運び方が重要になります
運ぶ容量に応じてバックパックの容量を決めてから購入されていると思いますが、これから説明する運び方はサイズやデザインに関係なく共通となります
次のシチュエーションを想像してみてください
同じ重さの荷物を持つ時、腕を前に伸ばして体から離して持つ状態と体の近くで持つ場合、どちらが重たさを感じず運ぶことができるでしょうか?
もちろん後者ですよね?持ち上げる物の重心が体から離れることで重たさを感じ、運び辛くなります
これはバックパックにも同じことが言えます
登山用や海外旅に使用するバックパックには肩や胸元、腰など様々な箇所に調整用のストラップがついており、これらを適切に調整しバックパックの重心を体に近づけることで、重たい荷物も容易に運ぶことができるようになります
高性能のバックパックを持っていても、最低限の知識がないと宝の持ち腐れということです
重要なのは背中へのフィット感!
重心を近づけるという点で重要なのはバックパックの背中へのフィット感です
背中はバックパックとの接触面積も多いので、適切に荷重を逃すことができれば効果は絶大です
歩行のバランスも良くなり、重たい荷物に苦労することなく長時間は運ぶことができるようになり、転倒も防ぐことができます
最近のバックパックには背中に沿うように軽量のフレーム(ステー)が搭載されており、このフレームを自分の背中の曲線に合わせることでさらに高い効果を得ることができるようになっています
山に登る時は基本的に前かがみの姿勢が続くので、荷物の重心を体に近づけることが重要です
重心が離れていると後ろ側に引っ張られている状態となり、バランスをとるために無意識に無駄な力を要することになります
重心を体に近づけるために必要なフィット感に加えて、パッキング方法も重要です
荷物の詰め方が悪いと、せっかくフィット感を出すために調整したバックパックも重心がばらつきバランスが悪くなります
パッキングのセオリーは、重い物を背中側、よく使う物を上部へ配置することです
下の図を参考にパッキングしてみてください!
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